「ところで、次の氷期は間近に迫っているのですか」と町会長。

「ドナルド・トランプ大統領が再選されるようであれば、氷期は間近に迫っているということになると思います。」

「なるほど。アインシュタインが日食によって相対性原理を証明しようとしたの同じやり方ですね」と町会長。

「アインシュタインの相対性原理のような数学的な厳密性は、全くありませんが、『トランプ大統領が選出された選挙で3世代くらいは進んだAIと、秘密裏に研究されている最先端のゲーム理論が使われた』という推定が正しい確率が高くなります。」

「トランプ大統領が天才なのは確かなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。衣服は陽のものを着ていますし、スマフォも機密保持のために陰の携帯に変えましたが、最初は陽のスマフォを使っていました。」

「トランプ大統領が天才系だとすれば、パリ協定を脱退したのは、未公開のAIが『次の氷期が間近に迫っている』という計算結果を出したためということになるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。仮に、温暖化が続くと考えていて、パリ協定を脱退したのであれば、『中国が世界最大の二酸化炭素排出国なのに、2030年までは中国の二酸化炭素の排出量が増え続けるということが不満だ』というのが、パリ協定を脱退した原因になります。」

「中国はどのくらい二酸化炭素を排出しているのですか」と町会長。

「全国地球温暖化防止活動推進センターの世界の二酸化炭素排出量(2017年)によると、世界の総排出量の28.2パーセントです。」

「米国はどのくらい排出しているのですか」と町会長。

「14.5パーセントです。」

「中国は米国の倍近く排出しているのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「しかも、2030年までは中国の二酸化炭素の排出量が増え続けるということなら、トランプ大統領は不満でしょうね」と町会長。

「ウィキペディアの『パリ協定』によると、トランプ大統領は『中国、ロシア、インドは何も貢献しないのにアメリカは何十億ドルも払う不公平な協定だ』と言って離脱したようです。」

「なるほど。確かに不公平ですね」と町会長。

「ウィキペディアには『2016年アメリカ合衆国大統領選挙に勝利して「アメリカ第一主義」を政権運営の柱に据えたドナルド・トランプは兼ねてから地球温暖化に対する懐疑論者で「地球温暖化という概念は、アメリカの製造業の競争力を削ぐために中国によって中国のためにつくりだされた」とも主張しており』とも書いてあります。」

「『「地球温暖化という概念は、アメリカの製造業の競争力を削ぐために中国によって中国のためにつくりだされた」』というのは、信じがたいのですが」と町会長。

「そうなんですよ。トランプ大統領は、自分の主張を信じて欲しくないときは、『少し頭が悪いのではないか』と聞き手が思うような言い方をするのです。」

「なるほど。『地球温暖化という概念は、アメリカの製造業の競争力を削ぐために中国によって中国のためにつくりだされた』という理由を付け加えたために、地球温暖化に対する懐疑論に拒否反応を示す人が多くなるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。こういう言い方をするのは、地球の温暖化が進んでいくということを何としてでも中国に信じさせたいというトランプ大統領の執念ためだと思います。」

「なるほど。それでは、トランプ大統領は、パリ協定が不公平だと考えているのではなく、パリ協定自体がナンセンスだと考えているのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ところで、地球温暖化に対する懐疑論には、科学的な根拠があるのですか」と町会長。

2020/7/16

<ムクドリ57>
5月も半ばに近づいた頃、移動性雀は6月になるといなくなってしまうので、今年最後の実験をやろうと決意した。

実は、4月の初旬に、『僕が持っている鷲のスタチューは、翼を広げていない。翼を広げている鷲のスタチューを購入して、ムクドリに対する効果を調べてみたい』と思った。

当時は、まだ陰の時代で、陽の翼を広げている鷲のスタチューは、なかなか見つからなかった。やっと見つかったのが、全長25センチほどのモーターで布製の羽がバタバタ動く玩具だった。『羽がバタバタ動いていれば、ムクドリは近づかないかも知れないが、電池が切れれば、ムクドリよけにはならない』と思ったが、他に翼を広げた鷲のスタチューが見つからないので、自分で作る時の参考にしようと思って返品はしないでおいた。

そして、小型ラジオを使って鷲の声が流れるようにした数日後に、キジバトが軒先の電線に止まっているのを見た。『キジバトは羽を広げて飛んでいる鷲を見て震えているんだ』と思った。<続く>

2023/6/29